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Work In Progress
「..... 『歌』 と言う言葉では、Work In Progress の四つのヴォーカル曲、型にとらわれず自由に言葉と音楽を融合したこれら小叙事詩を今ひとつ正確に言い表せない.... アルバムの九曲は、器楽のみとヴォーカルを含む曲が交互に現れる....伴奏は初めから終りまでその簡素さを保ち続けるが、歌詞は前向きで、心を打つ、ロマンティックとしか言い様の無い響きで終わる... 私自身は彼らの作品の大ファンである。」 Frank J. Oteri – NewMusicBox – February 7, 2012
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私達のCDを一つだけ買うなら、Work In Progressをお薦めします。 私達の最も成長した音楽、このサイトのあちこちで、プレーヤーから流れるその音楽を、もう耳にされたことでしょう。
CDの九曲全てのサンプルを聴きたい方は、ファイルを買う もしくは Work In Progress Frozen mp3 Blogを日本語で ページへどうぞ。 ブログでは、一曲一曲CDを録音しながら私達が何を思い、どう暮らしていたかをご覧頂けます。
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Sweet Heresy
Sweet Heresy の音楽は、今私達が奏する音楽の直系の祖先と言える。 特に Work In Progress の最初の曲は Sweet Heresy 後半の曲を思わせる。 けれども二つのCDを隔てた六年間に、私達の人生と音楽の両方に、大きな変化があった。
一番大きな違いは、Sweet Heresy を作った時には、以前と同じ、高性能から程遠い装置で録音したことと、素晴らしい四分音カリンバの二台目をまだ作っていなかったことだ。 でも劣らず重要な変化が他にもあった。 このCDの後、私達はすっかり金欠になり、ビジネス翻訳家にならざるを得ず、自分達の恵まれた過去の生活と友人達を失った。 そしてこんな経験の全てが、より深く力強い音楽を創造できる様な、一回り大きな人間に私達を成長させてくれたのだった。
それでも Sweet Heresy は素敵なCDだ。 その音楽はゆっくりと始り、さらにだんだん遅くなって行く。 時を止める、とある友人が言ったが、心身ともに落ち着きたいなら、Sweet Heresy は他のどんな音楽よりも効果がある。(Work In Progress は別)
下のプレーヤーをクリックすると、Sweet Heresy 四番目の曲 Dotara – Quartus (ドウターラ – クォータス) の前半が流れます。
Sweet Heresy は、とても好意的なレビューを二つ受け取った。
NewMusicBoxでFrank Oteri は、 Sweet Heresy を「あくまで妥協しない、ゆっくりで精神的な音楽」と表現した。 一方、Hollow Tree Experimental Music Report でZeno は、もし我々の文化がこの急激な変化の時期を乗り切ったなら、未来の音楽は 「きっとUntravelled Path の音楽に似ているだろう」 と言い切って、私達をすっかり圧倒してしまった。
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Huhnandhuhn
私達が一風変わった音楽の道を辿り始めた頃、どんなことをしていたか興味のある方には、まだHuhnandhuhn がたくさん私達の手許に残っています...
CD全体を通じて音楽がぎこちなく、録音技術も未熟なものの、Huhnandhuhn (2001年発表) には中々美しい部分もある。 スピーカーをひどく震わせなければ (当時の私達は、スピーカーに優しい音にすることを知らなかった) 二つのしょき (尺八に似た竹笛) による冒頭の曲は面白いし、最後のアカペラデュエットには驚くべき純真さがある。 またギターとドラムで伴奏する (自作の楽器だけを演奏するようになる前だった) 二つの歌も悪くない。 さらに、四番目の曲 “Remember When” の歌詞は、後にWork In Progress の歌へと進んだ方向を強く暗示している。
名前を Untravelled Path に変えた訳
最初、私達は “Huhnandhuhn” と言う名前で録音を始めた。 それはどちらも先にならないことが、私達二人の共同生活で最も重要な原則だからだ。 私達の両方が自作の楽器全てを演奏し、楽器は二人で一緒に作り、録音と音楽編集も完全な共同作業。 また家事や庭仕事等も、努めて公平に分担する様に心がけている。 そして翻訳家として働く時も、一つ一つの仕事の初めから終りまで、二人一緒にコンピューターに向かって汗を流す。
けれども Sweet Heresy の完成を前に、“Untravelled Path” の方が、私達の音楽への関り全般をより良く言い表す名前だと思う様になった。 自ら発明制作した楽器を演奏し、人前での演奏はせず、録音と音響技術を全て自分でする、そんな関り方を。
真実、私達は untravelled path、人の歩かない道を辿って来た。
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We Hope You Enjoy Our Music!
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